高1
メキシコからアメリカに引っ越すに当たって学年を一年スキップ・・・といういか、落として入ったのを戻すためにスキップしたので現地校の中学を卒業した経歴が無いまま高校生に。
といってもアメリカの「高校」は中3からなので、なんか変な気分。
高1は特になにもなかったかも・・・?
英語上達して、中国人の親友ができて、部活に励んでいつの間にか終わってた。
高2
「お兄ちゃんが行ってる高校が編入試験あるけど、受けるか?」
「うーん、んじゃ受ける」
そんなお父さんとの会話から始まった、受験まであと2ヶ月という無謀な挑戦。
しかも既に生徒数が多すぎるので合格者は1人しかとらないとか。
いじめですか、いじめですね。
1人しかとらないなら、いっその事編入試験するなよ!と何度つっこんだか。
で、奇跡と運の果ての合格。
正直受かると思ってなかったので、アメリカでは中国人の親友と部活のコーチにだけ受験する事を伝えたんですよ。
もし受からなかったら夏以降もまたアメリカに居るけど、受かったら日本に行くと。
その時コーチに「そうなの・・・頑張って。応援してるわ。部活の戦力的に棗が居なくなるとすごーく困るんだけどねvv」と笑顔で言われたのが忘れられません(笑)
すいません、サーベルのセクションリーダーが抜けてしまって。
そして中国人の親友には
「受かったらもう帰ってこないの!?」
「うん。一旦荷物をまとめに戻るけど、そっちは中国に遊びに戻ってるからたぶん当分会えないよね」
「分かった・・・中国で棗が落ちることを頑張って祈ってるよ!!」
「え!?ちょ、それは止めてくれ!本気落ちそう!(笑)」
と、受験を伝えた時に切々と落ちることを祈られたのもよく覚えています(笑)
今でもその子は私の大切で大切でしょーがない、可愛い子。
もう簡単に会える距離ではなくなったけど今も連絡はとりあってるし、いつか日本に遊びに来る約束も。
なんていうか・・・人を人種ではなく、本当に「個人」として見る事を知らないうちに教えてくれた子でした。
それにしても、なんで受かったんだろう・・・英検1級もってる人が二人もいたのに、なんでだ。
こうして久しぶりに帰国。日本の学校に行けるのが楽しみで楽しみで。
日本の学生の「普通」が欲しかった。たぶん、無いものねだりだったから。
楽しかったです。本当に。普通に学校に行って、普通に遊んで。
普通に「こいつ、いつかシバく・・・!!」と人間関係に呆れて、普通に人を好きになって。
いやー、やっぱり日本は愉快です。刺激ありすぎ。
高3
まさか人生にこんな恥ずかしい事があるなんて。
その感情を持っている間はあんなに悶々としていたのに、口に出せばすぐに終わるんだなー。
告白って命と引き換えってくらい恐ろしい。
「え?」って聞きなおされて、面と向かって二度も同じ言葉を口に出した私は勇者だと思う。
泣かなかったし、泣けなかったけど、泣くつもりもなかった。
せめて高校生のうちはその年齢が故に恋愛で泣けるよな可愛い女の子を体験するというのも記念になるかもだけど、なんか・・・・・性格上無理だよね、そんなの(汗)
でも何かが吹っ切れたようにそこから色々とやり始めたり。
学校の図書館並の規模をもつ図書室の管理する委員の副委員になったり
文化祭の劇では死ぬ物狂いで照明をやったり、部活の出し物も頑張ったり。
なにより、友達が増えたのがすごくよかった。輪が広がる広がる。
自分はクッキング部なのに何故か演劇部同学年の子達みんなにすごく仲良くしてもらったり、創作友達を見つけたり。
一年間ずっと通して充実した年だったな~。人生波乱万丈、これこそ高校生!って感じで。
たまたま見つけたSound Horizonに鬼のようにハマったり、奥華子に癒されたりと音楽方面でも素敵発見がたくさん。
大学もちゃんと第一希望を通れたし、ほっと一息。
これからまた4年間毎日英語漬けだと考えると軽く現実逃避したくなるけど。
こうして高校生を終えてしまったこの3年間、特に悔いはないです。
4月1日にあっと言う間に大学生になっちゃうなんて不思議です。
4月1日・・・・・実はエイプリルフールです、大学入学失敗残念!とかだったらどうしよう。
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